ぼくのポチブルてき生活

                         
                             きたやまようこ作

絵をかいたり
詩をかいたり、たのしいことは
いっぱい あるけど、

いぬのポチブルにとって、
いちばんすてきなことは
てがみをかくこと。

これが ぼくの ちょっとぜいたくな
ポチブルてき生活。
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その日 ひるねをしていたら、ぼくのみみのそばを
風が なにか言って とおりすぎた。

あわてて よびとめたけど、風は
気がつかなかったみたい。

そこで ぼくは、風に てがみをかいた。

かぜさま
はじめて おたよりします。
ぼくは、ほんのさっき あなたがとおりすぎた いぬ
です。

なまえは、ポチブルといいます。
ぼくの みみのそばで なんていったの?
あんまり はやくて ききとれませんでした。

いちど ゆっくり、ぼくのうちに
あそびにきてください。
おちゃを よういして おまちしています。
                        ポチブル

 つぎの日、まどをあけたとたん、
かぜからの へんじが まいこんだ。

ポチブル さま
おてがみありがとう。
わたしは・・
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by orihime300 | 2018-06-03 23:04 | 絵本 | Comments(0)
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