熊の皮を着た男 (グリム童話 より)

戦争が終わり、行くあてもない兵隊の前に、緑の服を着た悪魔が現れる。
悪魔は、七年間体を洗わず、髪もとかさず、爪も切らずに生きのびたら、
金持ちにしてやろう、だがもし
死んだら魂をもらうと、取り引きをもちかける。

暮らしに困っていた兵隊は、この取り引きに応じ、
悪魔が あてがった緑色の服を着、
熊の皮のマントをはおって、「熊っ皮」として世の中をめぐり歩く。

 ポケットに手を入れさえすれば、いくらでも金貨が出て来るので、
はじめは豪勢に過ごすが、やがて 醜悪さが目立つようになり、
人々に嫌われる。

四年目にある宿屋で、財産をなくし悲嘆にくれている老人に会い、
金を出して助ける。

老人は、自分の三人の娘のうち ひとりを嫁にと申し出る。 

上のふたりは熊っ皮の外見を見て相手にしないが、
末娘はいいなずけとなり、忠実に彼の帰りを待ち続ける。
 悪魔との賭け、可憐な花嫁との約束と なかなかロマンチック。

熊っ皮が試練の七年間をどう切り抜けるか・・・。

是非、お読みください。
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by orihime300 | 2015-05-10 12:52 | 絵本 | Comments(0)
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